テレワークやリモートワークの推進に伴って注目されている「インターネットFAX」。
インターネットFAXの利用を検討する際、まず候補に挙がるサービスがeFax(イーファックス)だと思います。
eFaxは国内だけで60,000件を超えるユーザー数を誇る人気No.1のインターネットFAXですが、
- 「eFax」ってどんなサービス?
- ちゃんとFAXを送受信できる?
- 他のネットFAXと比較して良い?悪い?
- 解約はすぐにできる?
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、これまでたくさんのインターネットFAXを利用してきた当サイト編集部が、eFaxを実際に使って正直にレビューしてみました。
結論から言うと、以下の条件に当てはまる方には「eFax」は向いていません。
eFaxが向いていない人
- とにかく一番安いサービスを選びたい人
- 月間のFAX受信枚数が150枚を超える人
eFaxは、単純に月額料金(基本料金)だけで比較すると、最安値という訳ではありません。
また、eFaxは月に受信150枚までは無料(基本料金は必要)で使えますが、それ以上は1枚ごとに料金がかかるため、FAXを大量に受信する人には向きません。
でも、その他の人には自信をもってeFaxをおすすめできます。
インターネットFAXサービスとしての総合力で、eFaxに勝るサービスはありません!
このページでは、eFaxのおすすめポイントや注意点、使い方、解約方法まで紹介しています。
ざっと読んでいただければ、あなたにとってeFaxが最適かそうでないかがすぐ分かると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼eFaxを10秒チェック!
料金 | |
---|---|
初期費用 | 1,100円 |
月額料金 | 月払い:1,980円 年払い:19,800円 |
送信料 | 11円/1ページ(60秒) |
送信無料分 | 150ページ/月 |
受信料 | 11円/1ページ(60秒) |
受信無料分 | 150ページ/月 |
対応ファイル | |
送信 | PDF、DOC、XLS、PPT、JPG、GIF、TIFF、PNG、PSD |
受信 | |
サービス環境 | |
FAX番号の候補 | 62ヵ所の市外局番、050 |
ナンバーポータビリティー | 非対応 |
受信FAX保存期間 | 1年間 |
海外の送受信 | 送信:対応 受信:対応 |
アプリ | App Store、Google play |
本人確認書類 | 必要 |
支払方法 | クレジットカード、銀行振込、口座振替 |
無料トライアル | なし |
eFaxとは?
料金 | |
---|---|
初期費用 | 1,100円 |
月額料金 | 月払い:1,980円 年払い:19,800円 |
送信料 | 11円/1ページ(60秒) |
送信無料分 | 150ページ/月 |
受信料 | 11円/1ページ(60秒) |
受信無料分 | 150ページ/月 |
対応ファイル | |
送信 | PDF、DOC、XLS、PPT、JPG、GIF、TIFF、PNG、PSD |
受信 | |
サービス環境 | |
FAX番号の候補 | 62ヵ所の市外局番、050 |
ナンバーポータビリティー | 非対応 |
受信FAX保存期間 | 1年間 |
海外の送受信 | 送信:対応 受信:対応 |
アプリ | App Store、Google play |
本人確認書類 | 必要 |
支払方法 | クレジットカード、銀行振込、口座振替 |
無料トライアル | なし |
eFax(イーファックス)は国内利用者数が60,000件を突破した、1番人気のインターネットFAXです。
世界シェアもNo.1で、全世界では1,200万人のユーザ数を誇ります。
インターネットFAXとはその名の通り、FAX回線ではなくインターネットを通じてFAXの送受信ができるしくみのこと。

eFaxのしくみ(eFax公式サイトより)
eFaxを利用すればFAX機や電話回線がなくてもインターネット環境さえあればスマホやPCでFAXの送信・受信ができます。
使い方はとっても簡単!
送信の場合はFAXしたいデータをメールに添付して、相手の電話番号宛てに送るだけ。受信する側には、普通のFAXと同じように届きます。

eFaxの送り方(eFax公式サイトより)
受信の場合は、相手が送ったFAX内容がPDFファイルとして添付されたメールが届くので、添付ファイルを開くだけです。

FAXはPDFに変換されてメールで届く
eFaxの大きな特徴は、FAXの受信だけでなく、送信にも無料枠が設定されているところ。
他社インターネットFAXは、FAXの受信は無料でも送信には1枚当たり税込み10円~程度の送信料金がかかることがほとんどです。
そのため、FAXを送れば送るほど料金は高額になってしまいます。
その点eFaxなら送信/受信ともに月150枚まで無料なので、大量の送受信が必要でない方なら月額1,980円だけで使えます。
その他の特徴として、
- 全国47都道府県の市外局番が利用可能
- 専用のスマホアプリあり
など、「使いやすさ」No.1!迷ったらこれを選んでおけば間違いない!と言えるサービスです。
eFaxの姉妹サービスとして、さらに月額料金の安い「jFax」もあります。
jFaxは月額990円(税込1,089円)で送信は月50枚まで、受信は月100枚まで無料で使えます。
「あまり使わないので料金を抑えたい」という方にはjFaxもおすすめです。
ただし、市外局番は東京03と大阪06、050のいずれかしか選べない、スマホアプリはないなどeFaxと比較して使い勝手は劣ります。
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jFaxの口コミ評判!使って分かった注意点から解約方法まで徹底解説
jFax(ジェーファックス)は、国内人気No.1のインターネットFAX「eFax」の姉妹サービスです。 月額990円と”業界最安値級”の料金で使えますが、 「jFax」ってどんなサービスなの? 他のネ ...
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インターネットFAXというと海外のサービスが多いので、信頼性も気になるところですよね。
eFaxを提供しているのはアメリカのロサンゼルスに本社を置く企業「j2 Global」ですが、日本でのサービスは同社の日本法人「j2 Global Japan 有限会社」が運営しています。
もちろんサービスはすべて完全に日本語化済で、サポートも日本語で受けられるため、安心して利用できますよ!
社名 | j2 Global |
本社設立年月日 | 1995年12月 |
サポートデスク: 電話 | eFax 0120-914-915(または 03-6758-0851) |
所在地 | 〈本社〉 6922 Hollywood Blvd Los Angeles California U.S |
〈日本法人〉 〒101-0044 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング 10F |
eFaxを使ってみた!申し込み(無料トライアル終了…)~送受信まで
以前、eFaxは30日間全機能が無料で使える「無料トライアル」サービスを実施していたんですが、残念ながら2021年春を最後に無料トライアルは終了しています。
まずは申し込んでみて「ほんとうに既存のFAXと同じように使える?」「使いにくい点はない?」など気になる点を試してみることができなくなってしまいました。
そこで編集部では、eFaxを実際に申し込んでFAXの送信・受信をしてみました。
申し込み・本人確認書類のアップロード・送信・受信を画像付きで詳しくご紹介しますので、ぜひ申し込みを検討する際の参考にしてみてください。
まずは申し込み!
まずはeFaxの申し込み方法からご紹介していきます。
eFaxなどのインターネットFAXのメリットの一つは、初期工事が不要で申し込んですぐ使い始められるところ。
eFaxの公式申し込みページにも「WEB申し込みは2分で完了!」とありますが、実際申し込みから利用開始までどのくらいかかるのかも検証してみました。
「WEB申込みは2分で完了!24時間受付中」のバナーをクリックすると申し込みページが表示されます。
最初に月払いプラン(月額税込1,980円)と年払いプラン(月額税込19,800円)のどちらかを選択します。
年払いプランなら2ヶ月分の3,960円が浮くので断然おすすめです。
プランを選んだら、次はFAX番号の選択です。国を選んだ後に、市外局番を選択しましょう。
実際の住所以外の市外局番は使えませんので注意してください。
たとえば、東京以外に住所があるのに東京03のFAX番号を申し込むことはできません。
住所を偽って申し込んでも、申し込み後の本人確認書類の提出時にばれてしまいますのでやめておきましょう。
自分が住んでいる市区町村の市外局番がない場合は、全国共通の「050」番号を選択しましょう。
ちなみに現在筆者は富山県射水(いみず)市在住です。そこで076(富山)を選択してみたところ本人確認書類の提出時にエラーとなってしまいました。
サポートの方に確認したところ、射水市の市外局番は「0766」で、eFaxでは取り扱っていない市外局番のためこの場合050しか選べないということでした。
自分の住んでいる市区町村の市外局番と完全に一致する市外局番しか選べないようなので注意してください。
市外局番を選択したら、次はFAX番号の選択です。

eFax番号の選択画面(一部加工済)
eFaxでは、市外局番以下の番号も30ほどの候補の中から選ぶことができます。
番号の選択が終わったら、メールアドレス、氏名、住所などの情報を入力しましょう。
ここで入力したメールアドレスはeFaxの送受信に使用するメールアドレスになるので、普段使用するメールアドレスを登録しておくのがおすすめです。
メールアドレス、氏名、住所、電話番号の入力が終わったら、最後に支払方法の選択です。
eFaxの支払い方法はクレジットカード、銀行振り込み、口座振替から選ぶことができます。
すべて入力が終わったら、「規約に同意して、登録する」をクリックすれば登録完了です!
入力内容に問題がなければ、「お申し込みいただきありがとうございました。eFaxへようこそ!」の画面が表示されます。
入力開始からここまで2~3分ほど。確かに申込み自体は2分ほどで完了します。
でも、この時点ではまだeFaxを利用できません。この後「本人確認書類」を提出する必要があります。
本人確認書類のアップロード方法(申し込み後すぐできません)
「eFaxへようこそ!」の画面には取得したeFax番号が表示されますが、この時点ではまだeFaxを利用開始できません。
本人確認書類を提出(アップロード)して申し込み情報との照合が完了した時点で、実際にeFaxが利用できるようになるんですが、確認書類の提出は申し込み後すぐには行えないので注意してください。
確認書類の提出は、申し込み後15~25分ほど後に届く「【書類提出用リンク】」のメールから行います。
ここでは、本人確認書類のアップロード方法をご紹介しますので参考にしてください。
eFaxの公式ページには「申し込み後、お客様宛に送付されたメールにあるURLをクリックし、…(略)アップロードします。」とあります。
でも、申し込み後すぐにeFaxから届くメールにはアップロード専用ページのURLはありません…。
申し込み後すぐに届くメールには取得したFAX番号と本人確認書類の提出方法が記載されているだけで、アップロード用のURLはありません。
どこからアップロードしたらいいのか迷っていたところ、20分ほど経ってから「【書類提出用リンク】本人・法人確認書類提出のお願い[eFax/jFax]」というメールが届きました。
このメールに記載されているリンクから、本人確認書類のアップロードが行えます。
リンクをクリックすると、「eFax/jFax本人確認・法人確認書類提出ページ」が表示されます。
個人か法人かを選択したのちに、
「ファイルを選択」のボタンから本人確認書類をアップロードします。
「ファイルの選択」ボタンをクリックすると、ファイル選択画面が表示されますので、事前に保存しておいたファイルを選択して「開く」をクリックしてください。
本人確認書類には運転免許証、日本国パスポート、住民基本台帳カード、マイナンバーカードが使用できます。
ファイルの選択が終わったら、「提出する」をクリックすれば確認書類の提出は完了です。
補助書類についてなどもっと詳しく知りたい方はこちら (eFax公式ページ)
提出が完了すると、eFaxから「受領完了」メールが届きます。この時点から申し込み時の情報と本人確認書類の照合が始まるので、しばらく待ちましょう。
照合に問題がなければ、15~20分後に、「【重要】eFax Plusへようこそ」のメールが届きます。
このメールが届いたら、eFaxのサービスが利用できるようになります。
このメールにはeFaxの番号に加えてログインID、PINコード(暗証番号)が記載されています。
後にマイページやeFaxアプリにログインするときに使う情報なので、大切に保存しておきましょう。
申し込んでみた感想:2分では終わらない
eFaxを申し込んでみた結果、申し込み開始から実際にFAXを送受信できるようになるまで50分ほどかかりました。
申し込み自体は2分ほどで完了しますが、本人確認書類アップロード用のリンクが届くまでに時間がかかります。
その後確認書類のアップロードをスムーズに済ませて情報に間違いもなければ、だいたい申し込みから1時間以内で利用開始できそうです。
本人確認書類のアップロードに関してわからない点があった場合はeFax/jFax書類確認サポートに電話またはメールで問い合わせてみましょう。
電話:03-6758-0853(通話料有料)
Email: support@efax.co.jp
FAX: 03-6635-2840
受付時間:平日午前10時~午後2時(土日祝日・年末年始は除く)
電話で問い合わせる場合は受付時間が平日のお昼前後4時間しかないので注意してください。
本人確認書類の照合が完了してから数日後に、申し込み住所に簡易書留ハガキが届きます。
これは、電気通信事業法の改正に伴ってインターネットFAXの申し込み時には本人確認及び拠点確認が必要になったためです。

eFax申し込み後に届く簡易書留はがき
このはがきの到着によって本人確認が完了し、引き続きeFaxのサービスを利用できます。
送信・受信はちゃんとできる?
eFaxは既存のFAXと同じように使えるのか?というのも気になる点です。
そこで実際にFAXの送受信もしてみました。
送信してみた
まず、eFaxでFAXを送信してみました。
eFaxの送信方法は「メールで送信」「eFaxマイページから送信」「アプリで送信」の3通りありますが、今回は「メールで送信」を試してみました。
eFaxの送信方法について詳しくはこちら
Gmailなど、普段使っているメールのアカウントを使ってFAXを送信します。

Gmailを使って送信してみた
メールを使った送信方法は、送信先のFAX番号の市外局番から最初の0をとり、81を付けます。
(例:012345689に送りたい場合は、81123456789と入力)
その番号の後に@efaxsend.comを付け、宛先欄に記入します。
(例:0123456789に送るなら8123456789@efaxsend.comを宛先にする)
あとは、送信したいファイルを添付して送信するだけです。
サンプルとして、ダミーの見積書を1枚送信(PDFファイル)してみました。

送信テストに使ったPDFファイル
普通に送信すると自動的にFAX送付状も一緒に送信されます。
送付状を付けたくない場合や自分で作成したオリジナルの送付状を使いたい場合は、メール本文に{nocoverpage}と入力して送信しましょう。(アプリで送信する場合は、送信時の設定で「送付状」をOFFにするだけでOKです)
送付状を付ける場合は、メール本文に入力した情報が送付状の「メッセージ」部分に印刷されます。
メールにPDFファイルを添付して、「送信」ボタンをクリックしたところ、2分後に送信先に到着。

eFaxから送ったFAX
送付状と一緒に、きれいな画質で印刷できました。
受信してみた
次に受信も試してみましょう!
eFaxで取得したFAX番号宛に、ダミーとして作成した見積書をFAXしてみました。

見積書を1枚送信してみました
送信に使ったのはコンビニのFAXサービスです。(今回はローソンを利用)

ローソンのマルチコピー機を使ってFAXを送信
マルチコピー機の前で1分ほど待つと送信完了。
コンビニのFAXサービスについて詳しく知りたい方はこちら (当サイトのコンビニFAX解説ページへ)
送信が完了してすぐ、eFax申し込み時に登録したメールアドレス宛に「eFaxメッセージ」というメールが届きました。
スマートフォンにeFaxアプリをインストールしていれば、同時にアプリにもFAXが届きます。
受信したFAXはPDFファイルとして届きます。
受信したPDFファイルはこんな感じです。
元の文書薄いグレーだった部分(表の一番上)が白くなってしまっていますが、全体的にきれいで読みやすい状態です。
送信・受信はちゃんとできる? - まとめ
この検証で、eFaxでは送信も受信も従来のFAXと同じように問題なく使えることがわかりました。
普段メールやスマートフォンを使っておられる方なら、それほど迷うことなく簡単に使うことができると思います。
送信方法についてもっと詳しく知りたい方はこちら
使ってみて少し使いにくいな…と感じた点については「使って分かったeFaxの注意点」で紹介していますので気になる方は参考にしてください。
パッと見でわかる!eFaxを5つの規準で徹底評価
記事の冒頭でもご紹介しましたが、eFaxの評価がパッと見でわかるようにレーダーチャート化してみました。
評価:これを選んでおけば間違いない、総合力No.1のネットFAX
- 料金:
- FAX番号の選択肢:
- 送信対応ファイルの多さ:
- 機能性の高さ:
- 使いやすさ:
eFaxの月額料金は1,980円で、最安値のネットFAXではありません。(月間100~150枚程度FAXを送受信するなら最安値)
また、必要十分な機能は備えていますが、機能性の面でNo.1でもありません。
それでも、多くの人が”できてほしい”と感じることはきっちり提供している、最もバランスの取れた満足度の高いサービスです。
ここからは5つの項目の内容を詳しくご紹介していきますので、気になる方はチェックしてみてください!
料金:月額1,980円で送信・受信が150枚まで無料!
eFaxでは月額料金1,980円で、送信も受信もそれぞれ150枚/月が無料で利用できます。
受信の無料枠を設定しているサービスはeFax以外にも多くありますが、送信にも無料枠があるのはeFaxと、姉妹サービスの「jFax」だけです。
月額料金がもっと安いネットFAXもありますが、eFaxには送信の無料枠があるため、毎日の送信/受信枚数がどちらも平均4~5枚程度になる使い方なら、業界最安値で使えます。
※送信できる枚数は通信にかかる時間によって変わります。「60秒ごとに1ページ」と計算されます。
ただし、送信・受信が各150枚を超えた場合は10円(税込11円)/枚の料金が必要になるので注意が必要です。
月の送信・受信枚数が200枚を超えるような場合は割高になってしまうので、定額で受信無制限のサービスや送信・受信料金の安いサービスを選びましょう。
大量の送受信が必要な方におすすめ→MOVFAX(モバックス)
選べるFAX番号:全国47都道府県の市外局番をカバー
eFaxでは、全国の市外局番を網羅しています。
これは当たり前のように感じるかもしれませんが、インターネットFAXサービスの中で全国47都道府県の市外局番が使えるのはeFaxだけです。
※日本にあるすべての市外局番をカバーしているわけではありません。
サービスによっては、東京03や大阪06しか選べなかったり、050から始まる番号しか使えなかったりする場合もあります。
でもeFaxなら、全国62種類の市外局番か050のFAX番号を利用できます。
ただし、実際の住所とは別の場所の市外局番は利用できないので注意してください。
例えば、自宅またはオフィスの住所が大阪なのに、東京03の市外局番を選択することはできません。
富山県射水(いみず)市※在住のライターが076(富山)を選択してみたところ本人確認書類の提出時にエラーとなり、050の番号しか取得できませんでした。(※市外局番0766)
サポートの方に確認したところ、自分の住んでいる市区町村の市外局番と完全に一致する市外局番しか選べないということです。
全国共通の「050」から始まる番号も選べるので、移転の可能性がある場合や特定の場所の市外局番を使いたくない場合は050番号を選択しましょう。
また、eFaxでは市外局番(または050)以下の番号も30ほどの候補から選ぶことができます。

eFax申し込み時の番号選択画面。050以下の番号も選択できます。
他サービスでは、番号は選べてもeFaxほど選択肢は多くありません。
サービスによってはそもそも選択肢がなく、提示されたFAX番号を使うしかない場合もありますので、これもeFaxの大きなメリットです。
送信対応ファイルの多さ:PDF以外に7つのファイルに対応
eFaxでは、受信FAXはすべてメールに添付された「PDFファイル」として受信しますが、送信の場合はPDF以外にも様々なファイル形式に対応しています。
他のサービスでは、送信もPDFファイルのみ対応の場合が多いので、これもeFaxのメリットです。
eFaxで送信可能なファイル形式やバージョンは下記の通りです。

eFaxの送信対応ファイル形式とバージョン
Word、Excelの他、パワーポイント、JPEG画像などよく使われる7つのファイル形式に対応しています。
eFaxはほかにもPS、PSD、IFF、CSV、SHW、WPD、WPS、WP6、EFX、HOT、JFX、EPS、HTML、HTM、DOT、DOTX、PUB、ODG、ODP、ODS、ODT、PCX、TXT、DOC...など様々なファイル形式に対応しています。
送信できるファイルがPDFだけの場合は、送信ファイルをその都度PDFに変換する必要がありますが、eFaxならその手間は必要ありません!
Excelファイル送信の注意点
eFaxでは「Microsoft Excel」(エクセル)ファイルでの送信に対応していますが、シートの多さなどによって正常に送信できない可能性があります。
その場合、1つのファイルに1つのシートがある状態に分割して送信するか、PDFファイルに変換してから送信するようにしてください。
PDFファイルへの変換方法(当サイトトップページの該当部分へジャンプします)
機能性:「シンプル」でも十分
「機能性」の項目は、以下4項目で評価しています。
- 海外に送信できるか:〇
- 受信FAXを印刷せずに編集・返信できる機能があるか:〇
- FAX番号ポータビリティができるか:×
- その他、特別な機能があるか:×
eFaxでは、他のサービスにない超便利な機能が使える、という訳ではなく、以前使っていたFAX番号が使える訳でもないので、「機能性」の項目は標準の★3評価となりました。
eFaxの良い点は、何でもできる多機能性というより、シンプルで使い方が分かりやすいところです。
それでも、「海外への送信」と「受信FAXを印刷せずに編集・返信できる」機能はあるので、ほとんどの方は十分満足できると思います。
海外への送信:244の国と地域に送信可能
eFaxでは、244の国や地域にFAXを送信できます。
以下はeFaxでFAX送信できる国と地域の一例です。

送信できる国や地域の例
海外への送信料金は国と地域によって異なりますが、日本の近隣諸国(中国・台湾・韓国)やアメリカ合衆国へは日本と同じ10円(税込11円)/1枚で送れます。
もちろん、送信の無料枠「150枚」以内に収まれば送信料金はかかりません。
「150枚」を超えると、送信する地域によっては高額な送信料金がかかる場合がありますので注意してください。送信料金を調べたい方はこちら(eFax公式サイト)
※送信できる枚数は通信にかかる時間によって変わります。60秒ごとに1ページと計算されます。
受信FAXを印刷せずに編集・返信できる
eFaxでは、受信FAXを印刷せずに編集して返信できます。
Adobe Acrobatなど別のPDF編集アプリを使わずに、eFaxの「メッセージセンター」または「eFax」アプリ※上で手書き署名を入れたり、テキストを記入したりできてとても便利です。
※iOS・Androidどちらも利用可能
実際に編集機能を使ってみました。
「eFax」アプリでは、受信FAXを開いて、画面右上の「編集する」をタップします。
すると、右下に「+」マークが表示されるのでタップすると、「テキスト追加」または「署名追加」ができます。
直接手書きをすることはできませんが、事前に手書きで入力しておいた署名を追加、またはテキストを入力できます。
PCで編集をしたい場合は、メッセージセンターの上段にある「署名」ボタンをクリックします。
すると、登録しておいた手書き署名を入力したり、「テキスト」ボタンからテキストの入力もできます。
テキストボックスの位置は、下の画像のように自由に配置することができます。
この機能のおかげで、書き込んで返信・転送する必要のあるFAXを受信した際にも、わざわざ印刷する必要はありません。
使いやすさ:スマホアプリがあって便利!
「使いやすさ」については、以下4つの項目で評価しています。
- PC・アプリの両方で使える:〇
- サポートが丁寧・対応が速い:〇
- 支払い方法がカード以外も選べる:〇
- 受信FAXの保存期間が長い(半年以上):〇
ここでは、機能性が高いかどうかというよりも、”気軽に、快適に”使えるかどうかという点を重視。
eFaxは、「専用アプリあり」「サポートが丁寧で速い」「支払い方法も選べる」「受信FAXの保存期間が長い(半年以上)」とすべての項目をクリア。
満点の★5評価です!
スマホアプリあり
eFaxは専用のスマホアプリがある数少ないサービスの1つです。
iPhone(iOS)でも、Androidでも「eFax-Fax送受信アプリ」が使えます。

eFaxアプリ
eFaxアプリでできること
- 送受信がスマホだけで完結
- メールに紛れてFAXを見落とす心配なし
- スマホ内の連絡先リスト(電話帳)を使って送信できる
- スマホのカメラで撮影した画像(写真)をそのまま送信できる
- アプリ上で送付状(カバーページ)の作成ができる
アプリがあれば、PCがなくてもスマホだけでFAXの送受信が完結します。
受信BOXには受信したFAXだけが表示されるので、大量の受信メールに紛れて重要なFAXを見落としてしまう心配はありません。

eFaxアプリの受信トレイ
また、撮影した写真などスマホに保存されているデータをそのままFAXできるのでとても便利です。
サポートは迅速で丁寧
eFaxでは、不具合や分からないことがあった場合、電話の「テクニカルサポート」が利用できます。
電話サポート
TEL:0120-914-915 / 03-6758-0851
曜日:月曜日~金曜日(祝日を除く) 時間:9~17時
お問い合わせページにはメールアドレス(info@efax.co.jp)も用意されていますが、こちらに質問を送ったところ、数分後に
下記のお問い合わせの件ですが、弊社テクニカルサポートまでお電話にてお問い合わせのほど宜しくお願い申し上げます。
という返信が届きました。
サポートが利用したい場合は、最初から電話を利用したほうが良さそうです。
試しに14時ころ電話してみましたが、待たされることもなくすぐ担当者につながり、非常に丁寧な対応をしていただけました。
※朝9時に電話した際は、30秒ほどの待ち時間がありました。どちらかと言うと午前の方が混雑しているのかもしれません。
電話サポートを利用する際は、本人確認がありますので、FAX番号がすぐ分かるようにしておきましょう。
支払い方法はカード・銀行振込・口座振替
支払い方法はカード払いのみというサービスも多いですが、eFaxでは
- カード払い
- 銀行振込
- 口座振替
以上3つの支払い方法を選択できます。
支払い方法は途中で変更することも可能です。
使って分かったeFaxの注意点
eFaxの良い点やメリットなどをご紹介してきましたが、当サイト編集部のポリシーは、悪い点も包み隠さずご紹介すること。
悪い点もしっかり理解してこそ、本当に満足のいくネットFAX選びができると考えています。
そこでここからは、編集部が実際にeFaxを使ってみて分かった注意点を本音でご紹介します。
eFaxの注意点は以下の通りです。
注意点1:受信無制限ではない
eFaxはFAX送信にも月間150枚の無料枠がある珍しいサービスですが、受信の無料枠も同じ150枚までです。
受信なら無制限で無料(月額料金は必要)というサービスもあるので、この点はデメリット。
不要なFAXを受信した場合でも無料枠は消費されてしまうので、月間150枚以上のFAX受信が必要な場合は別のサービスを選ぶことをおすすめします。
注意点2:送信は「60秒で1枚」とカウントされる
eFaxでは、「FAXの送信が月間150枚まで無料」でできますが、厳密に150枚まで送信できるとは限らないので注意が必要です。
eFax公式サイトの「料金」のページには以下のような記載があります。
60秒以内に送信が終われば1枚とカウントされますが、終わらなかった場合は60秒ごとに1枚と計算されます。
例えば、1枚のFAXを送信したとしても、FAXのデータ量が大きかったために送信に180秒かかったとすると、ページ数は3ページ扱いになります。
「1度に送ったFAXの枚数」と、「送信にかかった時間」は、大きい方をとって料金を計算します。
こんな時はどうなる?
・3枚FAXを送って、送信に120秒かかった場合:「3枚」の方が大きいので、ページ数は3枚と計算。
・2枚FAXを送って、送信に180秒かかった場合:「180秒」の方が大きいので、ページ数は3枚と計算
送信にかかった時間は、FAX送信後に届く「送信完了メール」で確認できます。
この場合は、1ページ(枚)送信して42秒で送信が終わったので、1ページ相当ということになります。
送信を必ず無料枠内に収めたい場合は、送信完了メールの内容をしっかり確認しておきましょう!
今月何枚送信した?確認する方法
eFaxのアカウントにログインすると、今月何枚送信したかを確認できます。
アカウントにログインするには、eFax公式サイト右上の「ログイン」をクリック。
ログインページで、「eFaxログインID(国番号から始まるFAX番号)」と「暗証番号(申し込み完了時に送られるメールに記載)」を入力すると、アカウント画面にログインできます。
「アカウントの更新」→「使用状況」と進むと、FAXの送受信履歴が確認できます。
注意点3:FAX「送付状」も送信枚数にカウントされる
企業間や取引先へのFAX送信の場合は「送付状」を付けるのがマナーですが、送付状(カバーページ)も1枚とカウントされます。
1枚FAXを送信したつもりでも、送付状をつける設定にしておくと2枚送信したことになります。
送付状の上部左側に、『page 1 of 2』と記載されているので、送付状が1枚目、FAX内容が2枚目ということが分かります。
送信は150枚/月まで無料ですが、すべてのFAXに送付状を付ける設定にすると無料で送れるのは半分の75枚/月までです。
送付状を付けないで送信する方法については、次の項目を参考にしてください。
注意点4:デフォルトの送付状が使いにくい
eFaxでは、FAXの送信時に送付状を付けない設定にしない限り、自動的に送付状(カバーページ)がついた状態でFAXが送信されます。
eFaxのデフォルト(初期設定)の送付状は以下のような形式です。
非常にシンプルな形式ですね。
この送付状に記載できる内容は以下のようになっています。(番号は画像と対応)
- FAX受信者の氏名
- FAX受信者の所属先(会社名など)
- FAX受信者のFAX番号
- FAX送信者の氏名
- 送信日時
- 件名
- 挨拶などメッセージ
このうち、③受信者のFAX番号と⑤送信日時は何も設定しなくても自動的に記載されます。
それ以外、①②④⑥⑦は送信時自分で設定する必要があるんですが、この設定が少々厄介です。
まず、①FAX受信者の氏名と②FAX受信者は「メッセージセンター」とeFaxアプリから送信する場合は設定できますが、メールを使って送信する場合は設定できません。
メールで送信する場合①と②は空欄になってしまいます。
また、メッセージセンターから送信する場合、姓(苗字)と名(名前)が逆に表示されてしまい、さらに「様」などの敬称を付けることもできません。
画像を見ると、受信者の氏名が「太郎 受信」となっていますよね。
送信時に姓(苗字):受信、名(名前)」太郎と設定したんですが、名前の方が先に表示されてしまいました。
eFaxはグローバル向けのサービスなのでこのような形式になっているようですが、これでは日本でビジネス用途に使うにはかなり不便です。
しっかり日本向けにローカライズしてほしいですね。
eFaxをビジネス用途で使う場合は、デフォルトの送付状は使わずに自分で用意した送付状を使った方がよさそうです。
オリジナルの送付状をつけたい場合は、FAX送信時に送付状のファイルを先に添付して、そのあとにメインの書類を添付すればOKです。
送付状をつけないで送信する方法
・メッセージセンター:送信時、「表紙を含める」のチェックボックスをオフにする。
・メール:メール本文に{nocoverpage}と入力する。
・eFaxアプリ:送信時、「送付状」のスイッチをオフにする。
自分で送付状を用意するのが面倒…どうしてもeFaxデフォルトの送付状を使いたい!という場合は、アプリから送信しましょう。
eFaxアプリなら、姓と名が逆になることはなく、相手の名前に敬称を付けることもできます。(そもそも姓と名を別々に設定しません)
送付状の記載内容の設定方法
eFaxは送信方法によって送付状の設定方法が変わるのでわかりにくいです。
そこで送付状の設定方法をまとめてみましたので参考にしてください。
以下、番号は上の画像と対応しています。
Eメールで送信 | メッセージセンターから送信 | eFaxアプリで送信 | |
①受信者の氏名 | 記載できない | 送信時に設定(姓と名が逆になるので注意) | 送信時に設定 |
②受信者の所属先(会社名など) | 記載できない | 送信時に設定 | 送信時に設定 |
③受信者のFAX番号 | 自動的に記載される | ||
④送信者の氏名 | マイページ → アカウントの更新 → お客様情報の部分で設定する | ||
⑤送信日時 | 自動的に記載される | ||
⑥件名 | メールの件名 | 送信時に設定 | 送信時に設定 |
⑦挨拶などメッセージ | メールの本文 | 送信時に設定 | 送信時に設定 |
Eメールで送信する場合、①受信者の氏名と②受信者の所属先を送付状に記載することはできません。
また共通して、送信者の氏名の部分だけは送信時に設定できないので注意してください。
送信者の氏名を変更したい場合は、eFaxのマイページにログインして、「アカウントの更新」→「お客様情報」を開きます。
ここで設定した名前が、送信者の氏名として送付状に表示されます。
eFaxの送信方法についてはeFaxの送信方法をご覧ください
注意点5:送信先への着信表示に「81」がつく
eFaxでは、海外のサーバーを介してFAXを送信するので、送信先に表示される番号には日本の国番号「81」がつきます。
実際にeFaxを使って一般固定電話(FAX機)に送信してみました。
送信先の固定電話の契約により、一番はじめは「外線着信」としか表示されませんが、FAXを受信し始めると送信元のFAX番号が出ました。
eFaxで取得したFAX番号の前に日本の国番号「81」が付いています。
相手方としては見慣れない番号のため、FAX内容を見るまで不審に思ってしまうかもしれません。
初めて送信する相手に対しては、送信前後に電話を掛けて確認するなどしておきましょう。
eFaxの良い点・悪い点まとめ
eFaxの良い点・悪い点をご紹介しました。ここまでの内容をまとめてみます。
eFaxの良い点
eFaxは受信無制限ではないので、FAXを大量に受信する方には向きません。
送信時に自動的に送付状も付くのでビジネス用途にも便利ですが、送付状の設定や記載できる内容は送信方法によって変わるのでチェックしておきましょう。
いくつか注意点はありますが、送信・受信共に150枚までなら使い放題、全国47都道府県の市外局番が使えるなどメリットが多く、おすすめできるサービスです。
ただし、送信は60秒で1枚とカウントされるので注意しておきましょう。
解約もマイページから行えば簡単で、担当者と話さなければいけないなどのストレスはありません。
気になる方はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか?
ここまで読めばOK!
ここまでで、eFaxの契約前に知っておくべき点はすべてご紹介しました。
ここからは、eFaxの送信方法、解約方法など、より細かい点について解説していきます。
気になる方だけご覧になってみてください。
eFaxの送信方法
ここでは、eFaxでFAXを送信する方法をご紹介します。
eFaxの送信方法は、大きく分けて3つです。
- 日ごろ使っているメールソフトやWEBメールで送信する
- eFaxのメッセージセンターから送信する
- 「eFax」アプリで送信する
1つずつ解説していきます。
メールで送信する
最初に、メールで送信する方法です。ここでは例としてGmail(Gメール)を使用する場合について解説します。
まず、メールの新規作成画面でTo(宛先)欄にFAX送信先の電話番号(市外局番から)を入力し@(アットマーク)に続いて『efaxsend.com』と入力します。
これで宛先設定は完了です。
番号入力の注意点
相手のFAX番号から、市外局番の「0」を取り、日本の国番号「81」とつなげた番号と「@efaxsend.com」を入力してください。
例えば03-6666-7777のFAX番号の場合、81366667777@efaxsend.comという形が正しい形式となります。
宛先設定が完了すればすぐに送信できますが、送付状に「件名」や「メール本文」を書き込みたい場合は「件名」欄と本文に文字を入力します。
件名や本文が未入力でも送付状は送信されるので注意してください。
送付状を付けたくない場合には、本文冒頭に{nocoverpage}と入力しておくと送付状が送信されません。
以下の画像はメールで送信する場合の例です。
この場合、「株式会社様へのお見積り」が件名として、「株式会社様 先日の・・・ご査収ください。」の部分がメッセージ本文として送付状に記載されます。
続いて、肝心のFAX送信したいファイルを添付します。
Gmailの場合、メール作成画面の下部にある「クリップ」マークをクリックして該当するファイルを添付します。
添付し終えたら、送信ボタンを押せばFAX送信完了です!
eFaxの「メッセージセンター」から送信する
「メッセージセンター」からFAXを送信することもできます。
eFax公式サイトの右上の「ログイン」ボタンからメッセージセンターにログインできます。
ログイン後、表示されるアカウント画面で「ファックスの送信」を選択してください。
すると「ファックスの送信」ウインドウが表示されます。
「送信先の追加」の部分には送信先の情報を入力します。
①に名前、②に姓(苗字)、③に送信相手の所属先を入力しましょう。ここで入力した情報は送付状に記載されます。
送付状には、名前→苗字の順番で表示されてしまうので(画像の場合なら、太郎 送信)、日本式に苗字→名前の順で表示したければ姓と名を逆に入力しておけばOKです。
④の部分は、送信先のFAX番号です。81の次に、FAX番号から最初の0を抜いて入力します。(05012345678なら、815012345678)
画像で「日本」と表示されている部分は送信先の国を指しているので、海外に送信したい場合はこの部分を変更してください。
入力が終わったら、「追加+」のボタンをクリックすると入力した連絡先が送信先リストに追加され、送信ができる状態になります。
この時「連絡先を保存」にチェックを入れておくと、今後は「連絡先から選択」から今入力した連絡先をすぐに選択できるようになります。
次は、送付状に記載される件名とメッセージの編集です。
「件名」と「メッセージ」に入力した内容が、送付状の該当する部分に記載されます。
表紙を含めるのチェックをオフにすると、送付状をつけずに送信できます。
最後に、送信するFAXを「ファイル選択」のボタンをクリックして添付し、最下部にある『Fax送信』ボタンをクリックして完了です。
「eFax」アプリで送信する
最後に、eFaxアプリで送信する方法です。
eFaxアプリにログインすると最初に「受信トレイ」が表示されます。
FAXを送信する場合は、右下に表示されているペンマークの赤丸をタップしてください。
右下の赤丸をタップすると「FAXの送信」画面が表示されます。
「ファクス番号を入力します。」の部分にFAX送信先のFAX番号を入力してください。
FAX番号から最初の0を抜いて入力します。(05012345678なら、815012345678)
「81」は日本の国番号なので、海外に送信したい場合はこの部分を変更しましょう。
送付状が必要な場合は「送付状」スイッチをボタンをONにすると、件名やメッセージを入力する欄が表示されます。(初期設定ではONになっています)
ここに入力した内容が送付状の該当する部分に表示されます。
送付状なしで送信する場合や自分で用意した送付状を使う場合はスイッチをOFFにしておきましょう。
すると件名やメッセージを記入する欄は消えてFAXを添付するボタンだけが残りますので、添付します。
設定が終わったら、一番上の送信ボタンをタップすれば送信完了です。
無事送信できたかを確認したいときは、受信トレイに戻って左上の3本線をタップして、送信済みトレイを開いてください。
この画面で「送信完了」と表示されていれば無事送信完了です。
FAX送信を完了してすぐに「送信トレイ」を見ても一覧に表示されない場合が多いので、1分半~2分ほど待ってから確認するといいと思います。
解約してみた(WEBで完結!)
もし気に入らなかった場合、解約は簡単にできる?
と心配な方に向けて、ここではeFaxの解約方法についてご紹介します。
ネットで「eFax 解約」などと検索すると、「eFaxは電話でしか解約できない!」と解説するサイトばかり出てきますが、これは古い情報です!
eFaxは、WEB上のマイページから解約できます。しかも手続きは1分かかりません。
「ちょっと使ってみて、やっぱり気に入らなかったらキャンセル」も簡単にできますので安心して使い始められますよ。
実際に解約手続きをしてみましたのでご紹介します。
eFaxを解約したい場合は、eFaxの公式ページからマイページにログインします。
マイページにログインしたら、「アカウントの更新」→「お支払情報」と進んでください。
「次回請求額確定日」の部分に「解約する」というボタンがあるのでクリックします。
すると、解約手続きを進めますがよろしいですか?と表示されるので、「解約する」を選択してください。
ここで「サービスの利用を続ける」のボタンを押すと元の画面に戻ります。
次に表示される画面では、解約の理由を選択します。
該当するものを選択したのちに、「次へ」をクリックしてください。
※ここで「次へ」を押すとすぐに解約手続きが始まります。重要なFAX文書が保存されているかどうか確認しておきましょう!
最後に、解約予定日が表示されました。これだけで、解約手続き完了です。
解約手続きしても更新日までは使えるので、その間に重要なFAXなどを保存しておきましょう。
電話での解約方法
eFaxは電話でも解約できるので、電話での解約方法もご紹介します。

eFaxサポートセンター電話番号
電話で解約手続きをしても、引き止めの説得をされたり、キャンセルの理由を尋ねられたりすることはありませんのでご心配なく。
検証のため、解約の電話をかけてみたところ、「分かりました。これまでのご利用ありがとうございました」だけで終了。とっても簡単でした!
数時間後には、下のような解約を知らせる通知がメールで届きます。

サービス解約を知らせるメール
解約を知らせるメールには、利用料金の請求が停止された日付や解約に関する確認番号などが記載されています。
また、再契約する場合にはFAX番号が変わる可能性などが説明されています。
解約の受付時間は祝祭日を除く月曜日から金曜日の9~17時までです。
土・日・祝には受け付けていませんので注意してください。
※他のサイトに「eFaxの解約は通話料のかかる解約専用番号でのみ受け付けている」という情報がありましたが、編集部が確認したところフリーダイヤル(eFaxテクニカルサポート)で解約を受け付けてくれました。
重要なポイントまとめ:eFaxの総合評価
最後にeFaxに関する重要なポイントのまとめです。
eFaxの良い点
eFaxは受信無制限ではないので、FAXを大量に受信する方には向きません。
送信時に自動的に送付状も付くのでビジネス用途にも便利ですが、送付状の設定や記載できる内容は送信方法によって変わるのでチェックしておきましょう。
いくつか注意点はありますが、送信・受信共に150枚までなら使い放題、全国47都道府県の市外局番が使えるなどメリットが多く、総合力No.1のおすすめできるサービスです。
専用のアプリ「eFax」も用意されているので、スマホでの送受信も簡単。
どのインターネットFAXを使おうか迷っているなら、eFaxを選ぶことをおすすめします!