
日本テレネットのMOVFAX
(モバックス)についてお調べの皆さん。
「FAXは個人情報があるから安心して利用できるサービスでないと・・・」
「ずっと使うものだから料金が安くて、機能豊富なところがいい!」
とお感じで、MOVFAXに目を付けたのは鋭いです!
当サイトの編集部の中でも、MOVFAXはイチ押しサービスと評判です。
このページでは、次のようなMOVFAXのギモンを徹底的に調査してみました。
- 「MOVFAX」ってどんなサービス?
- 普通のFAXと同じように送受信できる?
- 他社のネットFAXと比較して良い?悪い?
- 解約はすぐにできる?
さらに、MOVFAXの魅力やライバルサービスとの比較、実際の設定方法や使い方まで、実際に使用した編集部の体験をもとに分かりやすく解説しています。
MOVFAXを検討される際に役立つ情報をまとめましたので、是非ブックマークして活用なさってください。
▼MOVFAXを10秒チェック!

MOVFAXの良い点
- 料金がほぼどのパターンでも最安値
- FAXがワードなどでPDFを作成しなくても簡単に作れる
- 受信したFAXを印刷しなくても編集して返信できる(完全ペーパレス!)
- 複数スタッフで管理する場合、自動振分け機能があり管理しやすい
MOVFAXの注意点
- 市外局番の選択肢が限られている
- 専用アプリがない(と言ってもほぼ問題ない)
- 月に1000枚以上受信する場合はkddiがおすすめ
- 手書き機能は補助程度の役割で期待しない
どのように評価している??
MOVFAX(モバックス)とは?信頼性No.1のネットFAX!

| 料金(税込) | |
|---|---|
| 初期費用 | 1,100円 |
| 月額料金 | スタンダード:1,078円 プレミアム:4,378円 |
| 送信料 | 11円/1ページ |
| 送信無料分 | なし |
| 受信料 | 11円/1ページ |
| 受信無料分 | 1,000ページ/月 |
| 対応ファイル | |
| 送信 | PDF、DOCX、XLSX、JPG、TIF |
| 受信 | PDF、JPG、TIF |
| サービス環境 | |
| FAX番号の候補 | 03、045、06、050(一部別途有料) |
| ナンバーポータビリティー | 非対応 |
| 受信FAX保存期間 | 4ヶ月間 |
| 海外の送受信 | 送信:非対応 受信:一部対応 |
| アプリ | なし |
| 本人確認書類 | 必要 |
| 支払方法 | クレジットカード |
| 無料トライアル | なし |
MOVFAXは、2017年3月に日本テレネット株式会社からリリースされた日本製のインターネットFAXです。

日本テレネット株式会社のウェブサイトより引用。
日本テレネット株式会社は、通信事業が民間企業も取り扱えるようになった1985年に創業し、40年にわたってネットワーク関連サービスを提供してきた老舗企業です
元々はパナソニックのグループ会社だった京都の情報通信サービス企業でした。
MOVFAXの業界での信頼性は、大手通信会社からの評価によく表れています
例えば、通信事業の最大手NTTコミュニケーションズが提供していたインターネットFAX「BizFAXストレージ&リモートサービス」が2018年7月に終了するにあたり、顧客の引継ぎ先はMOVFAXでした。
また、通信事業の大手KDDIも「ペーパーレスFAXサービス」の終了(2023年10月)に伴い、ユーザーの引継ぎ先はMOVFAXでした。
インターネットFAXの競合他社が多い中、大手通信会社がMOVFAXを選んだことは、サービス品質への高い評価と信頼の証と言えるでしょう。
MOVFAX(モバックス)は日本語サポートだから安心!
カスタマーサポートのデスクはメールと電話の両方で対応してくれます。
サポートデスクがとても親切です。電話をするとほぼ2コールで出てくれます。
電話でサポートしてもらいました
編集部は何度もサポートデスクに電話して相談させていただいています。(すみません💦)
とても感じの良い女性スタッフにご対応いただきました。
ときどき京都のイントネーションが混じるので、温かみのあるお人柄が伝わり、信頼してお任せできました。
メールで質問を送っても本当に丁寧に返信してくださいます。
MOVFAXのサポートは、安心して利用できます。
| 社名 | 日本テレネット株式会社 |
|---|---|
| 設立年月日 | 1985年11月 |
| サポートデスク 電話 | 050-3000-0073 |
| サポートデスク メール | info.movfax@nippon-tele.net |
| 所在地 | 〒604-8171 京都市中京区烏丸通御池下る 井門明治安田生命ビル8F |
MOVFAXを使ってみた!”申込み”から”送受信”までをご紹介

編集部がを実際に申し込んでMOVFAXの送信・受信をしてみました。
画像付きで詳しくご紹介しますので、ぜひ申込みを検討する際の参考になさってください。
申込みは5ステップ!
MOVFAXなどのインターネットFAXのメリットは、初期工事がなく申込み後数日で使い始められるところ。
そこで、申込みから利用できるまでどのくらい時間がかかるかも踏まえながら、実際に手続きをしていきます。
※2025年10月時点の内容となります。
では、MOVFAXの申込みの流れをご紹介していきます。
「お申し込み」のボタンを選択すると申込みページに進みます。
step
1認証コードの入力
まず、メールアドレスを登録し、認証コードを取得します。
「メールアドレス」の項目に登録するメールアドレスを入力し、「認証コードを発行」を選択します。

入力したメールアドレス宛に、「【MOVFAX】お申込ページ・認証コードの発⾏について」という件名で、認証コードが記載されたメールが届きます。
元のページに戻るか、メールにあるURLリンクに飛び、「認証コードを発行済みの方はこちら」の「認証コード」の項目に入力し「送信」ボタンを選択します。
step
2必要事項を入力
認証コードが正しければ、「必要事項のご入力」に進みます。
まず、FAX番号を選びます。
標準はIP型の050ですが、市外局番の03、045、06を選択することもできます。
ただし、市外局番を使うには本人確認書類の住所がその市外局番の対応エリアである必要があります。
FAX番号の詳しい解説はこちらをご覧ください。
次に、下8ケタの番号を候補から選択します。

次に、住所、氏名、連絡先を入力します。

次に、アカウント用のパスワードを入力します。
大小英数字混在8文字以上が条件となります。

次に、プランを選択します。
「スタンダード」と「プレミアム」の2種類ありますので、利用したいプランにチェックを入れます。
プランの解説はこちらをご覧ください。

次に、「利用規約」と「注意事項」を読んで、同意と確認にチェックを入れます。
最後に「本人認証ファイルアップロード」を選択します。

step
3本人認証ファイルを追加する
本人認証の項目が表示されますので、本人認証ファイルのアップロードを行います。
まず、「本人認証ファイル追加」を選択し、本人確認書類のファイルを選択します。

ファイルの準備方法は?
今回は、運転免許証をスマホで撮影して写真ファイルを準備しました。
そして、オモテ面とウラ面でそれぞれ1枚ずつデータを追加しています。
ファイルを準備する前に、本人確認書類の詳しい情報を「よくあるご質問」をご確認することをおススメします。
追加できたら、「必要ファイル確認事項」にある3つの事項にチェックを入れます。
最後に、右下の「申込(内容確認へ)」を選択します。
step
4入力内容のご確認
次に、ここまでの入力内容を確認します。
FAX番号、住所、氏名、連絡先、プラン、アップロードファイル名など全体で間違いがないか確認します。
間違いがあると本人認証が失敗しますのでしっかり確認しましょう。
問題がなければ、右下の「申込(ご請求情報入力へ)」を選択します。

step
5請求情報の登録をして完了
次に、決済をするクレジットカードの情報を入力します。
「カード情報」からカードのブランドを選択し、「カード番号」「有効期限」「名義人」「セキュリティコード」を入力します。
入力できたら、下の「決済情報を登録しMOVFAXを申込」ボタンを選択します。
「登録してよろしいですか?」というウィンドウがでますので、「OK」を選択します。

次に、クレジットカード会社による3Dセキュア認証が始まりますので、利用しているカード会社の手順に沿って認証を進めます。
認証が完了したら、「申込完了」ページに進み、申込手続きは完了です。

登録したメールアドレス宛に「【MOVFAX】御申込み受付完了のお知らせ」という申込内容が記載されたメールが届きます。
これで申込みは全て完了?
これで申し込みは完了となりますので、この時点からログインしてFAXを利用することができます。
色々入力をしつつ、番号に悩んだり、本人確認書類の撮影なども行って、全体で15分程度かかりました。
申込完了後、登録先住所に書類が届く
申込が完了してから数日後に、登録先住所に「MOVFAX 開通通知書」が届きます。

これは、電気通信事業法の改正に伴ってインターネットFAXの申込時に、本人確認及び拠点確認が必要になったためです。
実際に申し込んでみた感想は?
即日で使い始められる
今回、編集部がを申し込んでみたところ、申込みページの入力から実際で送受信できるようになるまで15分程度でした。
即日で利用開始できるという点がとてもいいと感じました。
本人確認書類のアップロードの際、身分証明書をスマホのカメラで撮影しましたが、問題なく通ったようです。
分からないことがあればまずは問い合わせする
申込みはシンプルな内容になっていますが、もし分からないことがあれば、問い合わせしてみましょう。
編集部も分けあって問い合わせをしましたが、とても丁寧に対応してくれた印象です。
問い合わせ先
サポートデスク 電話:050-3385-7533
受付:9:00〜12:00 / 13:00~18:00(土・日・祝日を除く)
サポートデスク メール:info.movfax@nippon-tele.net
申込み後の問い合わせは、WEBフォームから問い合わせるとスムーズに対応していただけます。
送信・受信はちゃんとできる?
インターネットFAXは、一般的なFAX機で送信する場合とどれほど同じように使えるのか?というのが一番に気になる点ですよね。
そこで、実際にを使って送受信にトライしてみました。
MOVFAXでFAXを送信する

MOVFAXでの送信方法は
- ウェブブラウザを使って送信する
- 日ごろ使っているメールソフトやWEBメールで送信する
の2通りあります。
それぞれの送信手順は、「MOVFAXの送信方法」をご覧ください。
MOVFAXで送信してから約1分後に送信先に届きました。

MOVFAXから送ったFAX
受け取ったFAXは、画面でも印刷しても紙と変わらない美しさで、とても見やすいです。
紙のFAXと違い、原稿の読み取りエラーがないので、再送などの手間がなく、効率よくFAXを送信することができそうです。
MOVFAXでFAXを受信する

MOVFAXで取得したFAX番号宛に、見積書をFAXしてみました。
今回は、ローソンのマルチコピー機を使用して送信してみます。

ローソンのマルチコピー機を使ってFAXを送信
マルチコピー機を使って送信完了。
送信後、すぐにのマイページの「受信BOX」にFAXが届きました。

受信したFAXは、PDFでダウンロードすることができます。
受信したPDFはこのようになっています。

全体的にきれいな品質で、文字もはっきりでているので、なにも問題ありませんでした。
実際に送信・受信をしてみた感想は?
この検証により、MOVFAXの送受信は、従来のFAXと同様のクオリティで行えることが確認できました。
しかも、MOVFAXはFAXを受信するとメールで通知が届くので、見落とすことなくいつでもチェックできて非常に便利だと感じました。
実際に試してみて、少し使いにくいかも…と感じた点については「使って分かったMOVFAXの注意点」で詳しく紹介していますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
パッと見でわかる!MOVFAX(モバックス)を5つの分野で徹底評価
実際のスペックと「さよならFAX」編集部が実際に使ってみた感想を含めて徹底評価してみました。

総合評価:18点 ライトユーザーにおすすめNo.1のネットFAX!
MOVFAXは、料金は無料受信分が豊富で、完全ペーパレスに必要な機能を搭載し、コスパと機能の両面でナンバーワンに抜きん出ました。
では、具体的に見てみましょう。
料金の安さ:無料受信枠がたっぷり!
編集部の評価:
送受信ともに平均的な価格設定で、抜きんでている点は特にないものの、毎月1,000枚まで受信が無料という圧倒的なコストパフォーマンスを評価し、当編集部では、MOVFAXを5段階評価で4としました。
これまで、MOVFAXは送信料が2枚で11円で、圧倒的な安さを武器としていましたが、残念ながら価格高騰の影響で1枚11円になりました。
とはいえ、これまでその価格で運営されていたこと、引き続き受信無料枠は利用できることを考えると、企業努力を惜しまない会社であることは間違いありません。
それでは、プランと送受信の料金システムを詳しく見ていきましょう。
2つのプランの料金・中身をザックリ解説
MOVFAX
(モバックス)には2つの料金プランがあります。
MOVFAXの料金プラン(税込)
| スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 1,100円 | |
| 月額基本料金 | 1,078円 | 4,378円 |
プレミアムプランは、スタンダードプランに比べて月額料金に3,000円の差があります。
どんな差があるのでしょうか?
スタートプランとプレミアムプランでは利用できる機能が違います。
MOVFAX2つのプランの違い
| 機能 | スタンダード | プレミアム | |
| メール通知 | 受信のメール通知 | ○ | ○ |
| 送信リトライ | 送信エラー時、自動で再送信 | ○ | ○ |
| FAX編集 | ペーパレスに欠かせない機能 | ○ | ○ |
| 検索 | 日付や送信元などで検索できる | ○ | ○ |
| ステータス管理 | 処理状況のタグ管理 | - | ○ |
| ユーザー作成(サブID) | 他の利用者IDを5つ管理できる | - | ○ |
| FAX自動振分け | 送信元別に担当者フォルダーへ振分け | - | ○ |
プレミアムプランのみ利用できるのは、「ステータス管理」「ユーザー作成(サブID)」「FAX自動振分け」の3つの機能で、複数のスタッフや部署で受信したFAXを処理したり管理する際に便利な機能が中心となります。
ですから、個人で利用するなら、スタンダードプランで十分です。
スタンダードプランも十分多機能で、例えば受信したFAXを印刷せずに編集しそのままFAXとして返信できる「イメージ編集」が利用できます。
つまり、どちらのプランでも、MOVFAXの特徴である「完全ペーパレス化」の機能をフル活用できます。
プラン変更の裏技もあり!?
MOVFAXは、どちらのプランも契約日から30日分が無料になります。
プレミアムプランを試してみたい方は、その特典を活用して最初にプレミアムプランを登録してみることができます。
その機能が必要ないと感じたら、30日分が終わる頃にスタンダードプランに変更するのがおすすめです
管理画面上で簡単にプラン変更できます。
FAX送受信の料金をザックリ解説
MOVFAXのFAX料金(税込)
| スタンダードプラン | プレミアムプラン | 受信料金 | 1,000枚まで無料 超過:1枚/11円 |
|---|---|---|
| 送信料金 | 1枚/11円 | |
スタンダードプランもプレミアムプランも、受信は1,000枚まで無料です。
1日30枚以上受信することがなければ、費用は月額料金だけで収まる計算になります。
また、どちらのプランも送信料金は1枚で11円です。
前の部分でご紹介した、NTTの「BizFAXストレージ&リモートサービス」のユーザーの受け入れが始まるタイミングに合わせて、次のように料金設定を大幅に改定しました。
【重要】料金改定について
2018年9月1日からのご利用FAX送信料金が下記の様に変更となります。
(旧) 1枚8円 ⇒ (新)1送信2枚毎で8円
MOVFAX公式プレスリリースより
送信料金が「1枚ごと8円」から「2枚ごと8円」になり、送信料金が実質半額という破格の料金設定になりました。
さらに、2023年4月には5年ぶりに料金の改定が行われました。
【重要】MOVFAX利用料金改定のお知らせ(2023年4月1日~)
...2023年4月1日より「MOVFAX」の料金を改定いたしました。
・FAX送信料金
【旧料金】1送信2枚ごとに8円(税込8.8円)
【新料金】1送信2枚ごとに10円(税込11円)
・FAX受信料金
【旧料金】 1ヵ月1,000枚まで無料1,001枚以上:8円(税込8.8円)
【新料金】 1ヵ月1,000枚まで無料1,001枚以上:10円(税込11円)
送受信ともに2円の値上がりとなったわけですが、それでも送信は1枚当たり5円、つまり1円値上がりしただけで、引き続き業界最安値をキープしていました。
しかし、世界情勢の変化による値上げの中で、2025年12月ついに料金改定を発表しました。
NTT東西の接続料変更に伴うMOVFAX利用規約・料金改定のお知らせ
...2025年12月1日より下記のとおり料金を改定させていただく運びとなりました。
・FAX送信料金
1送信2枚毎10円(税込11円) → 1枚10円(税込11円)
この改定は、値上げではあるものの、決して他社と比べて高いわけではないと言えます。
インターネットFAX業界の一般的な料金になった、揃った程度に抑えているからです。
ここまでの値上げにとどめているのは相当な努力だと思いますし、日本製の底力を感じますね。
利用枚数で競合サービスと比較してみよう
MOVFAX(モバックス)は、一般的な送受信料ではあるものの、受信も無料分がたっぷりあるのでお得に思えますが、利用状況によっては必ずしもそうとは限りません。
費用は月にどれくらい送受信するかによって大きく変動するからです。
そこで、受信と送信の利用ケースごとにMOVFAXと主要な競合サービスを徹底比較します。
ここでは、受信枚数と送信枚数の各利用ケースごとにMOVFAXと競合サービスを比較してみます。
次の5つのサービスが比較対象です。

そして、3パターンに分けて比較します。
- 例1:送信料金だけで他社と比較
- 例2:受信料金だけで他社と比較
- 例3:同じ枚数の送信・受信で他社と比較
あなたの利用方法にあったパターンを参考に、一番安く利用できるか確認してみてください。
例1:送信料金だけで他社と比較
FAX送信が多く、受信がほとんどないユーザーならここをチェックです!
相手からの連絡は電話やメールがメインで、FAXで返信や用紙類が来ることはほとんどない。または、あっても非常に少ないことを想定しています。
送信だけ利用する場合、どのサービスが一番安く利用できるかを比較してみましょう。
例2:受信料金だけで他社と比較
FAX受信が多く、送信がほとんどないユーザーならここをチェックです!
相手からの連絡がFAXで、電話やメールはほとんどないか非常に少ないケースに当てはまります。
受信だけ利用する場合、どのサービスが一番安く利用できるかを比較してみましょう。
例3:同じ枚数の送信・受信で他社と比較
送信も受信も同じくらい利用するユーザーならここをチェックです!
送信・受信両方で利用する場合、どのサービスが一番安く利用できるかを比較してみましょう。
選べるFAX番号:050と3つの市外局番から選べる!
編集部の評価:
MOVFAXでは、FAX番号を以下の4種類から選ぶことができます。
- 東京 03 (110円/月)
- 大阪 06 (110円/月)
- 横浜 045 (110円/月)
- IP 050
東京、大阪、横浜の市外局番で取得したい場合、MOVFAXに登録する住所が番号のエリアであれば利用することが可能ですが、オプション料金として月額110円(税込)がかかります。
市外局番が利用できるものの、選択肢が少なく別途料金がかかるため、5段階評価で2としました!
050番号は、誰でも追加料金なしで選べます。
050番号とは?市外局番との違いは?
050番号とはインターネット回線を介す電話サービス用の番号です。このような電話をIP電話と呼び、2002年から運用が開始されました。050のように0と0の間に1ケタ数字が入る番号のグループを「0A0番号」といい、携帯電話の080や090などもこのグループです。
市外局番は地域に紐づいた番号で、一般の加入固定電話用の番号です。この番号のグループを「0ABJ番号」といいます。
両社の違いをざっくり言うなら「属している電話番号のグループが違う」ということになります。
050番号を使うメリットは?
050番号には全国共通で使えるというメリットがあります。
市外局番のFAX番号を取得すると、事務所の移転や自宅の引っ越しをしたときに住所とFAX番号がマッチしなくなる場合があります。
企業とやり取りする際に、住所と市外局番がマッチしていないと、不信感を招くこともあるかもしれません。さらに、引越先の市外局番を取得するには一度解約して、新たに契約し直すことになります。
しかし、050番号なら住所に縛られないので、どこに移動してもFAX番号を変更する必要はありません。のちのち移転の可能性があるなら、050番号で取得するのがおすすめです。
もし、東京、大阪、横浜以外の拠点で自分の住所の市外局番が使いたいという方は、全国62種類の市外局番を扱っているeFax
をおすすめします。
FAX番号は複数の候補から選べる
MOVFAXは、市外局番を選択した後、FAX番号の選択肢が出てくるので、複数の候補から自由に選べます。

方法は、申し込み画面の「希望FAX番号」欄からプルダウンメニューで市外局番を選ぶと、その下に6つのFAX番号の候補が表示されます。
気に入った番号がなければ「再検索」で別の候補を探すことも可能です。
このように、FAX番号を複数の番号から好みのものを選べるサービスは数少ないので、MOVFAX
の大きな利点と言えます。
対応ファイルの多さ:PDFを含め7つのファイル形式に対応
編集部の評価:
MOVFAXは、必要十分なファイル形式に絞り込んでいる点が評価され、5段階評価で4となりました。
送信でサポートされているファイル形式は下記の通りです。
| ドキュメントタイプ | 拡張子 |
|---|---|
| Adobe PDF | |
| Microsoft Excel | XLSX |
| Microsoft Word | DOCX |
| Microsoft PowerPoint | PPTX |
| JPEG | JPG、JPEG |
| Tagged Image File Format | TIF |
ただし、公式にもあるように、レイアウト崩れが発生する可能性があるため、PDF以外での送信には注意が必要です。
PDF形式ファイルを強く推奨しています。Microsoft Word/PowerPoint/Excel/jpg/tif 形式ではレイアウト崩れ等が発生する場合があります。
MOVFAX公式「よくある質問」より引用
普段からPDFで送信するユーザーであれば、このサービスは非常にシンプルで使いやすいでしょう。
受信したFAXは、PDF、JPG、TIFでダウンロードできます。
機能性の高さ:ペーパーレス機能は業界最強!
編集部の評価:
機能性はどのように評価している?
「機能性の高さ」を統一して評価するために、次の視点で評価しています。
- 海外に送信できる:×
- 受信したFAXを印刷せずに編集・返信できる:〇
- ナンバーポータビリティで移行できる:×
- 他にはないユニークな機能がある:〇
MOVFAXは、日本のビジネスシーンにピッタリの機能が多いという点で、5段階評価で3となりました。
MOVFAXだけが完全にペーパレス
インターネットFAXの大きな利点といえば紙にプリントアウトしないことです。
プリントしないということは、無駄なインクリボン代や用紙代を節約することが可能です。
しかし、残念ながら他社のサービスは”中途半端”で、意外とプリントしないといけないシチュエーションがあります。
その最たる例が、受信したファックスを使って返信するときで、一旦プリントアウトしないといけないことがよくあります。

例えば、上の画像のようなFAXのケースです。
このような記入して返信するタイプのものは一度プリントアウトしてから必要事項を記入することになります。
上級者なら、画像編集やPDF編集のソフトやアプリを利用して、プリントアウトせずに返信する方法もありますが、とても手間がかかります。
その点、MOVFAXなら、FAX編集機能があるのでシステム内で完結することができます!
実際にどんな仕様なのかご紹介しましょう。
MOVFAX専用の文書作成システム「イメージ編集機能」なら編集ソフトが不要
FAX用の文書データをパソコンで作る場合、ワードなどのワープロソフトで作り、PDFに変換して送付することが多いですよね。
しかし、MOVFAXなら独自の文書作成システムで1からFAX用の文書データを作成できます。
以下は、新規で文書を作る場合の例です
step
1新規送信>原稿作成 をクリック

step
2新規送信>メニューの、文字をクリック

画像もあるので地図などをここから挿入できます。※鉛筆(手書き入力はあまり使えません。後述します)
step
3文書を作成(図表などは作れません)>確定

step
4送信原稿完成!

原稿ファイルの欄に「原稿設定済み」と出ます。「原稿編集/原稿取消」ボタンも出ています。
このようにワードやエクセルを立ち上げることなく簡単なFAX文書を作成することができます。
このサービスは他社でもできるところがあります。しかし、この次に解説する返信もペーパレスで(この価格で)出来るところはあまりありません。
受信FAXを印刷せずに編集し送信(印鑑もOK)・・・「返信ツール機能」
受信したファックスに記入して返信する必要がある場合、他社ではたいてい一度プリントアウトして手書きで記入し、返信する必要があります。
プリントアウトしない場合は、別途PDF編集ソフトで作業する必要があります。
でもMOVFAXなら、受信したファックスを編集して返信することができます。こんな感じです。
以下は受信したFAXを編集して返信する場合の例です。
step
1受信BOX>(返信したいファックスの)返信」をクリック

step
2「ツール」をクリック

受信したファックスの編集画面
step
3編集作業

「文字」をクリックすると、テキスト入力できるようになります。入力したい位置でクリックし必要事項を記入します。文字の大きさや字体(種類は少ない)を後から変更できます。上記のように完成させることができます(印鑑も押しています。この方法は後述します)>>「返信」をクリックします。
step
4送信する

送信先のFAX番号を入力し、そのまま「送信」ボタンをクリックして終了!
返信先の相手には以下のようなファックスが届きます。

印刷しなくてもMOVFAXのシステム内で、受信したFAXを編集し、印鑑まで押して返信できるのはすごく楽です。
最初少し使いづらく思うかもしれませんが慣れれば簡単です。このページを参考に試してみてください。是非使っていただきたいおすすめ機能です。
プレミアムプランなら、きれいにFAXを管理できる
スタンダードプラン(月額980円)とプレミアムプラン(月額3,980円)では、送受信料金は全く同じです。
ではなぜプレミアムプランの方が3,000円も高いのかというと、圧倒的に「FAXの整理がしやすい」機能が使えるからです。
- 複数のスタッフでFAXが関係する仕事を分担する場合
- 一人で、複数の案件や処理段階を分けて管理したい場合
にプレミアムプランの機能が役立ちます。何の間仕切りもなかった棚に間仕切りを入れて整理できるイメージです。
「自動振分け」と「ID追加」機能の使い方
取引先がそれぞれ別々の用途でFAXを送ってくるとします。例えば・・・
- A社・・・請求書を送付してくる
- B社・・・営業へのミーティング内容を送ってくる
- C社・・・社長への伝言を送ってくる
とします。請求書、ミーティング文書、社長への伝言・・・それぞれ違う種類の内容のFAXが、社内のみんなが見られるようにしてあると不都合が生じる場合ってありませんか?
そこで役立つのがプレミアムプランで利用できる「自動振り分け機能」です。まず複数部署用にフォルダを作成します。

そして、送信元のFAX番号ごとに適切なフォルダに受信されるように設定しておくことができます。
- A社=経理部ファイル
- B社=営業1課ファイル
- C社=社長用ファイル
そして、各担当部署に「専用IDを発行(5IDまで可能)」し、限られたフォルダを管理できるようになります。
これで各担当すべき部署宛のファックスが届けば、その部署にメールで通知がいくようになるので、FAXを1つ1つチェックして転送する必要はなくなります。
すべて自動化できるので、処理もれの心配がなくなりますね!
使いやすさ:サポートはスムーズ!
編集部の評価:
使いやすさはどのように評価している?
「使いやすさ」を統一して評価するために、"便利さ"と"快適さ"を重視した以下の4項目で評価しています。
- アプリが使える:×
- サポート対応が速くて丁寧:〇
- クレカ以外で支払える:×
- 受信FAXの保存期間が半年以上ある:〇
MOVFAXは、サポートが丁寧で速く、受信FAXの保存期間が長い点を評価して、5段階評価で4としました。


使って分かったMOVFAXの注意点
MOVFAXの良い点やメリットなどをご紹介してきましたが、当サイト編集部のポリシーは、悪い点も包み隠さずご紹介すること。
悪い点もしっかり理解してこそ、本当に満足のいくネットFAX選びができると考えています。
そこで、ここからは編集部が実際にMOVFAXを使ってみて分かった注意点を本音でご紹介します。
MOVFAXの注意点は次の3つです。
MOVFAXの注意点
- 注意点1:市外局番の選択肢が少ない
- 注意点2:送信先の着信表示・履歴は一癖あり
- 注意点3:手書き機能は癖あり
市外局番の選択肢が少ない
MOVFAXで提供されるFAX番号は基本的に050から始まるIP電話番号です。しかし、月額100円のオプションで東京03・横浜045・大阪06を選ぶことができます。
しかし、他の市町村の市外局番は選べません。050の番号を選びましょう。どうしてもFAXと電話の番号を揃えたい方は「eFAX」がおすすめです。
ただ、将来移転することなども考えると、市外局番と関係がない050もなかなかおすすめです。少し前は050だと送信者に不審がられる心配もありましたが今はそんなことはありません。
送信先の着信表示・履歴は一癖あり
MOVFAXでFAXを送信すると相手のファックスの液晶に表示される番号がひと癖あります。

着信直後、受信相手のFAX液晶にはきちんとこちらのFAX番号が表示される

しかし、受信中の段階になると「88888888」と表示される

着信履歴にはどのように表示されるか?

「88888888」と表示される。FAXのヘッダーには正式な番号が記載される。
着信直後は正式な番号が表示されますが、受信中と、受信履歴には「88888888」と表示されます。ただ、印刷されるヘッダーにはきちんと自分のFAX番号がでるので問題ありません。
この癖はインターネットFAXのあるある
この現象はインターネットファックス全般に見られるものですが、MOVFAXはクセが強めかと編集部では感じています。
もちろん、それでMOVFAXがおかしいわけではないので安心してくだしさい。
送信先に尋ねられることがあるかもしれませんので、そういう仕様だということを覚えておけば、問題なしと答えられますね。
参考になさってください。
手書き機能は癖あり
MOVFAXに「手書き機能(鉛筆)」があります。しかし、これは使えません!以下にパソコンでマウスで試した例とiPadでアップルペンシルで入力した画像をアップします。

パソコンでマウスを使って鉛筆入力

iPadでApple Pensilを使って鉛筆入力
アップルペンシルでは、いつも通りに書いてみたものの、読むには難があります。(汚文字ではなと自負していますが...。)
どちらも慎重に書いてみたのですが、まだマウスの方がましですね。
チェックをいれるなど簡易的な利用方法でしか使えません。残念!
MOVFAXの良い点・悪い点まとめ

MOVFAXの良い点・悪い点をご紹介しました。ここまでの内容をまとめてみます。
MOVFAXの良い点
- 料金がほぼどのパターンでも最安値
- FAXがワードなどでPDFを作成しなくても簡単に作れる
- 受信したFAXを印刷しなくても編集して返信できる(完全ペーパレス!)
- 複数スタッフで管理する場合、自動振分け機能があり管理しやすい
MOVFAXの注意点
- 市外局番の選択肢が限られている
- 専用アプリがない(と言ってもほぼ問題ない)
- 月に1000枚以上受信する場合はkddiがおすすめ
- 手書き機能は補助程度の役割で期待しない
ここまで読めばOK!
ここまでで、MOVFAXの契約前に知っておくべき点はすべてご紹介しました。
ここからは、MOVFAXのおすすめ設定方法や送信方法など、より細かい点について解説していきます。
気になる方だけご覧になってみてください。
MOVFAXは初期設定のまま使ってはダメ!おすすめ設定方法と使い方
MOVFAXの機能を使いこなすには、最初の初期設定でいくつか変更しておいた方が良いものがあります。
この設定をするかしないかで快適さがずいぶん変わります。契約したら頑張ってこれだけ設定しておきましょう!
自動振分け機能の設定の流れ(プレミアムプラン)
自動振分け機能は、フォルダを作ること。フォルダを担当するユーザーを設定することで自動化できます。以下の手順で設定してください。
step
1まずファイルを作る

振り分ける受け皿のファイルから作ります。最初は部署ごと、振り分けるべき対象ごとでフォルダを作成し、だんだんカスタマイズしていくのがおすすめです。
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2Aフォルダに設定を登録する(方法その1)
この設定方法は2つやり方があります。一つ目は新規登録していく方法です。
アドレス帳(カテゴリ)>アドレス帳>新規登録

送付先になるファックス情報を入力し、振分フォルダをプルダウンすると、予め作成しておいたファイルが選択できます。これで振分け設定をしておきます。

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2Bファイルに設定を登録する(方法その2)
振り分ける2つ目の方法は、
アドレス帳(カテゴリ)>振分オプション>新規登録

振分条件(基本的には送付先FAX番号を入力し)プルダウンで「で始まる番号」「で始まらない場合」などを選びます。市外局番を指定して地域ごとの担当に自動振分けさせることもできるようです。

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3ファイルごとにIDを発行する
1、ユーザー情報>ユーザー管理>新規登録

2、ユーザー情報入力>登録

この登録画面の「フォルダ」の項目に「振り分けたいフォルダー名」を入力し自動化します。
着信表示と着信履歴の設定
FAXのヘッダーにこちらの情報(送信元)の情報を印字されるようにしましょう。これでどこから届いたのかわかるようにできます。この設定の有無で送信されるFAXが以下のように変わります。

「印字なし」にした場合の相手に届くFAXの形式

「印字なし」にした場合の相手に届くFAXの形式
ヘッダーに送信情報が印字してあった方が安心してもらえますよね。是非この設定もしてあるか確認しましょう。方法は簡単です。

ユーザー情報>ユーザー管理>編集(もしくは新規登録)>矢印の「送信原稿のヘッダーにFAX番号を印字する」にチェックを入れる。これだけです!
きれいに印鑑を「登録」する設定方法
MOVFAXには、返信するときに利用できる「スタンプ機能」があります。
初期設定だと赤点線のスタンプ1「済」とスタンプ2「確認しました」しかありません。(これをクリックして、スタンプしたいファックスの場所で再度クリックするとスタンプできます)。

これではせっかくのスタンプ機能の持ち腐れです。例えば認印を登録しておくにはどうしたらいいでしょうか?登録の方法を解説します。
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1きれいな画像を用意する方法
まず、印鑑の画像を用意します。
実際の印鑑を白い紙に捺印してスマホで読み取ります。
この時に注意してほしいのがカメラで写真を撮ってはいけません!スキャナアプリ(例:CamScannerなど)でスキャンしましょう。
どうして写真ではだめか?以下の画像を比較してください。

カメラで撮影すると、白い紙でも黄ばみが出てしまう。

アプリでスキャンすれば、画像処理され白い背景になる。
見た目に白い紙に捺印しても写真として撮ると、黄ばみやゆがみが出てしまいます。スキャンすると画像として処理してくれるのでスタンプに使えるものになります。
この画像(jpegかpng推奨)をアップロードできるように、スマホからPCに共有できるようにしておきます(GoogleドライブやDropBOXなどを使うのもおすすめ)。
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2画像の登録方法
さていよいよ登録です。しかし、これがちょっとやっかいです。感覚的には「設定」や「新規作成」か何かの場所で、スタンプが登録できそうですがどこにも登録できるところがないんです。どこかというと・・・

ここです。受信BOXの中で登録処理します。
受信BOX>返信>スタンプ(タグ)とクリックしてください。そうすると以下の画面になります。

そこで「アップロード」のボタンが見つかります。ここからスキャンした印鑑を登録することができます。
つまり、初期設定のタイミングでまだ1通も受信FAXがないと登録ができないんです。
それで、受信ファックスがまだない場合は、まずダミーで1通自分の番号にFAXを送付して、その返信から上記の登録画面にすすみましょう。
そうすると印鑑がスタンプできるようになります。
他にも返信する時にあると便利な画像を登録しておくととても便利です。
MOVFAXの送信方法
ここでは、「MOVFAX」でFAXを送信する方法をご紹介します。
送信方法は、大きく分けて2つです。
- ウェブブラウザを使って送信する
- 日ごろ使っているメールソフトやWEBメールで送信する
1つずつ解説していきます。
ウェブブラウザを使って送信する
編集部としては、この方法で送付するのがおすすめです。
ログイン後、左メニューの「送信BOX」内にある「新規送信」を選択します。
「新規送信」ページの項目に沿って送信データを選択し、必要項目を入力します。

- 「送付状を付与する」・・・チェックを入れると短い文書が入れられる欄がでてきます。挨拶などを入力できます。これも1枚に料金カウントされます。ちなみに本送付物なしでこれだけで送付することはできない
- 「文書を作成する」・・・『参照』で作っておいたFAXを添付できます。『原稿作成』でMOVFAXに搭載されているシステムで文書を作成する
- 「原稿サイズ」・・・A4かB4かを選ぶ
- 「FAX番号」・・・市外局番から入力
- 「送信メモ」・・・あとで管理しやすいようにするメモです。画像に数字を入れ忘れましたが、送信先名称もメモ的な意味合いです。
- 「送信予約」・・・必要ある場合入力する
- 「送信」
メールソフトやWEBメールで送信する
メールで送信するには、先にメールでFAXが送信できるよう設定しておく必要があります。
ログイン後、左メニューの「ユーザー情報」内にある「ユーザー管理」を選択します。
「ユーザー管理」のウィンドウが開きますので、「送信設定」という項目の「メール受付」の項目にチェックを入れます。

その下の「送信用パスワード」の項目で、希望のパスワードを入力します。
最後に、右下の「登録」を選択し、メールでFAX送信する準備は完了です。
では、メールで送信する流れをザックリ解説します。
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1メールに内容を入力する
メール作成で、パラメーター ([]も含む) と、その続きに内容を入力します。
黄色のマーカーは必須項目です。
| 項目 | 内容 | パラメーター | 書き方 |
| 送信先 | MOVFAXのメール送信受付宛 | 不要 | movfax@mail01.lcloud.jp |
| 件名 | MOVFAXのID | 不要 | そのまま |
| 本文 | 送信用パスワード | [PASSWD] | 自分で作成したパスワード (ログインパスではないので注意) |
| 送信先のFAX番号 | [FAX] | 半角数字で-(ハイフン)は不要 | |
| 送信先名称 | [RNAME] | 自由に入力 | |
| メモ | [SCODE1] | 自由に入力 | |
| 予約送信時間 | [JIKAN] | 半角数字で年月日時分 例:2026年1月1日18:00に送信 202601011800 |
|
| 用紙のサイズ | [PAPERSIZE] | A4 または B4 |
「送信先名称」と「メモ」は、送信一覧から管理しやすいように入れる情報ですので、相手に見えることはありません。
送信先やパラメーターは、コピペして利用OKですので、ぜひお使いください。
パラメーター間に空の改行を入れないように注意!
メールに入力する場合、パラメーターの間に改行して一行間を入れるとパラメータが読み込まれずエラーになります。
ダメな例:パラメーター間に空行が入っている
正しい例:パラメーター間に空行が入っていない
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2メールにPDFを添付して送信
最後に忘れてはいけないのがPDF添付です。
必ずA4かB4で書き出されたPDFを添付しましょう!
添付が出来たら送信して完了です!
重要なポイントまとめ:MOVFAXの総合評価
MOVFAXの良い点
- 料金がほぼどのパターンでも最安値
- FAXがワードなどでPDFを作成しなくても簡単に作れる
- 受信したFAXを印刷しなくても編集して返信できる(完全ペーパレス!)
- 複数スタッフで管理する場合、自動振分け機能があり管理しやすい
MOVFAXの注意点
- 市外局番の選択肢が限られている
- 専用アプリがない(と言ってもほぼ問題ない)
- 月に1000枚以上受信する場合はkddiがおすすめ
- 手書き機能は補助程度の役割で期待しない
MOVFAXはこんな方におすすめ
インターネットFAXを新たに検討している方なら、全ての方にまず検討してみる価値あるといえるサービスです。
オールマイティーでバランスがいいインターネットFAXだと、編集部は評価しました。
特に、1,000枚以内の受信は毎月無料でありながら、送信料金が他社に並ぶコスパです。
最初の1ヵ月は無料なるので、あえてプレミアプランを登録して、高機能なサービスを体験してみるのもおススメです。

